□解説
■ 三尺を超えるたいへん長寸の刀。 摺り上げられ、元はどれほどの長さがあったのか想像を絶する。 棒樋を茎まで掻き通しとし、バランスはとても良い。 身幅広く、重ねすこぶる厚い、寸長く堂々として、反り姿のとても良い刀。
地肌 板目、やや大模様に、練れて、柔らかく詰み、地沸美しく、金色明るく冴えて、粘りあり精美なれど、やや荒ぶる。 刃紋 直刃、腰刃に重華丁字を見せ、匂い深く、柔らかく絞まり、刃味明るく冴えて上手。 鋩子 直に突上げ、先小丸。
体配豪壮、出来口「静」と「動」を交え、地刃明るく柔らかく、「用」「美」備える逸品。