短刀(平造) 人間国宝 月山貞一 (白鞘・二重箱入)
短刀(平造) 人間国宝 月山貞一 (白鞘・二重箱入)
表 銘:太阿 月山源貞一作之(花押)
目釘穴:1個
鞘を払って:
裏 銘:昭和五十八年六月吉日
元 幅:29.3mm
刀身のみ :
刃 長:30.7cm
元 重:6.0mm
反 り:0.2cm
先 幅:25.9mm
時 代:現代
先 重:5.2mm
登 録:奈良県教育委員会 昭和58年6月
□解説
重要無形文化財「日本刀」技術保持者 人間国宝 月山貞一 の短刀。二代貞一は明治40年に 帝室技芸員でもあった初代貞一の孫として生まれ、父貞勝に学び、早くからその非凡な才能を開花、 月山家伝統の綾杉伝のみならず 備前や相州などの古伝にも積極的に取り組み、昭和45年より無鑑査となり、翌年、重要無形文化財 「日本刀」 の「重要無形文化財、技術保持者、人間国宝」の認定を受ける。
本作は、貞一 76歳と晩年の作で、箱書にもあるように相州伝をもって円熟の境をみせる。
身幅広く、重ね尋常、反り僅か。
地肌 板目、流れ心に、杢を交え、練れて、詰み、地沸美しく、金色明るく冴えて柔らかい。
刃紋 湾れ、匂い深く柔らかく絞まり、小模様な乱れ変化に富み、僅かに金線・砂流しかかり、刃味明るく冴え冴えとして柔らかい。
鋩子 乱れ込み、突上げ、掃けて、先やや尖る。
豪華な二重箱に入り、箱書はご本人のもの。登録証は「脇差」となるが、箱書を尊重して「短刀」としている。
短刀(平造) 人間国宝 月山貞一 (白鞘・二重箱入)