□解説
加賀前田家が寛文(1661年~73年)頃に窮民収容所を建てた時期に一時移り住んだことから別名 非人清光とも呼ばれた。
清光作といえば、ほとんどが直刃であるが、本作は焼高い互の目乱れで、地刃の働きも良く、逸品といえる一振。
身幅広く、重ね尋常、反りやや深く、先延びて、棒樋を掻き、中心うぶも好ましい。
地肌 板目、流れ心に、練れて、詰み、地沸つき、金色明るく冴えるもややザングリとした北国肌を交える。
刃紋 互の目乱れ、小沸深く、間をおき、耳形に連れる互の目を交え、沸足良く入り、砂流しかかり、刃味明るく冴えて覇気あり。
鋩子 直に掃けて、先小丸。
新撰組一番隊隊長 沖田総司の佩刀としても有名な清光、当時に思いを馳せるのも良いかもしれない。