□解説
■ 名家の子息が出兵に併せて家伝の刀を軍刀拵に入れる場合が多々あったそうだ。身幅広く、重ねしっかりと、鎬やや高く、大きく上げられ、反り程良く、腰反り高く、踏ん張りがある。
地肌 板目、練れて、柔らかく詰み、地沸美しく、金色明るく冴えて、粘りあり、ほのかに乱れ映り立つ。
刃紋 湾れ、小沸深く、刃先まで輝き、小足盛んに入り、ほつれ・金線・砂流し・湯走り細かく働き、刃味白く冴え冴えとして「雅」。
鋩子 直ほつれを交え、突上げ、掃けて、先尖り心の小丸。
地刃の明るさ・柔らかさ「豪」の内に秘める気品は素晴らしい。