刀 兼高(白鞘・軍刀拵付)
表 銘:兼高
目釘穴:1個
鞘を払って:
裏 銘:昭和十九年
元 幅:30.8mm
刀身のみ :
刃 長:67.3cm
元 重:7.1mm
反 り:1.8cm
先 幅:22.0mm
時 代:現代
先 重:4.8mm
登 録:兵庫県教育委員会 昭和49年6月
□解説
身幅広く、重ね尋常、先少し延びて、反り頃合、力強い体配を見せて定寸。
大戦時の作刀ながら、真面目に鍛えられ、寸あり、鑑賞兼居合・試斬刀としてお勧め。
地肌 板目、練れて、地沸良くつき、金味粘りあり冴える。
刃紋 湾れ、沸深く、小足・互の目足入り、ほつれ・食違い・砂流しかかり、刃味白く冴えて覇気あり。
鋩子 直に突上げ、掃けて、先小丸。
海軍刀 昭和12年制定海軍制式軍刀 (通称 太刀型)商談中
□解説
海軍刀は陸軍刀に比べて儀仗の色彩が強く、通常は短剣が常用されていた。
戦時体制が進む中、昭和12年(1937年)10月、太刀型新軍刀を制定した。
外装は、日本刀の故実にのっとり鎌倉期の太刀を範としたので、通称太刀型と呼ばれる。
金具は並品であるが、兜金の二連桜花葉の状態も良く、柄下地の黒鮫や柄巻にほつれなどは見受けられない。
鍔は標準的なもので旭日大切羽の状態も良い。
鞘も標準的な黒研出鮫皮巻木鞘で、目立った疵や摺れは見受けられない。